江戸ウォーキング21 庭園、博物館、歴史スポットもちろん相撲もすべて楽しむ

両国駅スタート。
タイトル画像は国技館敷地内の豊國稲荷神社(左)と出世稲荷神社(右)。

相撲博物館は開館日と相撲観覧券必要デーかどうかを確認してから行こう。
赤ちゃん抱っこじゃなくてお姫様抱っこか。よく見たら全部遠藤だった。

旧安田庭園。
江戸前期、常陸笠間藩本庄因幡守宗資の築造とされる。明治には安田財閥を興した安田善次郎の所有となった。大正十一年(1922)に東京市へ寄付、翌大正十二年(1923)には関東大震災により壊滅的な被害を受けたが復元工事を行い、寄付者の名前から旧安田庭園と命名した。昭和四十二年(1967)には東京都から墨田区に移管された。平成八年には東京都指定文化財(名勝)となった。
近くに安田善次郎創立の安田学園中学高校がある。

橋の左側に赤い人が入ってしまった。大名庭園の流れを組む公園でよく和装カップルにプロカメラマンがついて撮影している3,4人連れがいるが、そういう商売があるようだ。面白いのはいずれも女性はド派手だが男性は超地味だということだ。

江戸東京博物館。
外観は高床式倉庫をイメージした建物で、この空間は江戸東京広場と名前が付いている。常設展示室は1時間くらいで回れるかと思っていたら、内容が充実していて2時間でも足りなかった。

江戸東京博物館5,6F常設展示室内は撮影OK。ただしフラッシュは許可エリアのみ使用可。撮影禁止か部分的に許可の施設が多い中、ここまで許可範囲が広いのは珍しい。

細部まで作りこまれたジオラマ。住まいや商店の実物大模型や町並みの縮尺模型、近現代に至る歴史の展示はほかの博物館や資料館にもあるが、ここは展示の量とジオラマのできが群を抜いている。

こっちは本物です。高校生くらいの団体が橋の下に集まっている。修学旅行生かな。制服姿の中学生の団体もいた。

鷹狩の雄姿で江戸城を望む徳川家康の像。江戸東京博物館の建設に伴い、社団法人江戸消防記念会主体となって銅像建立事業を推進、都に寄贈された。亀の上に台座を乗せた理由は謎。

相撲の祖と言われる野見宿禰を祀った野見宿禰神社。柵で閉じられていて時間が遅かったかと思ったが、ウィキペディア情報では現在は一般開放していない、となっている。

本所松坂町公園、またの名を吉良邸跡。と言っても刃傷沙汰の後に屋敷替え、討ち入り後に没収で一年半ほどの住まいだった。昭和九年に地元町会の有志が屋敷跡地の一画を購入、史跡公園として東京市に寄付、昭和二十五年に墨田区に移管された。

公園内にはみしるし洗いの井戸や正一位松坂稲荷大明神がある。

鼠小僧の墓。墓石の前の「お前立ち」をけずって運を授かる。

犬猫供養碑があるので猫が寝ていてもいいんだ。

両国駅でゴール。デジカメの撮影モードを間違えて色あせた写真のようになってしまった。

隅田川でしばらくぼんやりして帰る。隅田川対岸の窓に映り込むこちら側岸の首都高。

総武線の列車は川幅より長い。