東横フラワー緑道

東横フラワー緑道

旧東海道歩きで初めて見かけてから何度も見ていていずれ歩いてみようと思っていた、東横フラワー緑道のトンネルを訪れることになった。平成16年(2004年)2月のみなとみらい線の開通、乗り入れで地下化された東急東横線の地上線あとを緑道化したのが東横フラワー緑道で、トンネルも東横線跡である。Webで見つけた現在の見どころポイントを載せたコースマップを印刷して持って行ったが、現地の掲示板には整備前後の写真を載せたマップが掲示されていた。

青木浅間線付近


鉄道が通っていたころは真ん中ビル左あたりを高架が通っていた。

東横フラワー緑道横浜駅側起点


この右後ろあたりにタイトル画像の石板が設置されている。横浜と桜木町間の東横線跡も遊歩道にする構想だそうだ。10年以上経っていてどうなるものか。横浜駅を通って1本の道になると面白い。

神奈川宿歴史の道付近


横断歩道の左右に通る道路が神奈川宿歴史の道で、その上を鉄道が通っていた。

高島山トンネル横浜側


このトンネルを通るのが今回の目的だった。かつては二代目の神奈川駅があって、このあたりはホームだった。駅は戦後に廃止。

高島山トンネル内部


JRや京急は山を削って線路を通したが、東横線はトンネルを掘った。鉄道跡を生かした広いトンネルで、車は通れない。トンネルの通行時間は6時から21時半まで。トンネルを歩く目的は果たしたが緑道が整備されているので先まで行ってみよう。

青木小学校付近


右側が小学校。マップの見どころポイントになっている。

旧反町駅付近


ここもマップの見どころポイントだ。駅はこの地下にある。巨大な目で見られている。。。

反町駅前


高架駅だったが地下化された。

反町駅前の国道1号の橋上


高架駅だった反町駅の名残で国道一号をまたぐ形で緑道整備された。

橋終わり


国道一号を越えたところで地上に降りる。かつてはこの先も高架だったようだ。

緑道


緑道の緑が中央に配置される。緑道の幅と両側の道路が線路跡らしさを残す。

謎の空間


地図を見たら、暗渠といったところ。

軌間80cmから90cm


規格通りに再現する必要はないよな。。。

東横フラワー緑道記念植樹


新太田町駅跡地に設けられた広場に記念植樹がある。駅は戦時中の空襲で焼けてそのまま廃止となったそうだ。

エコライフ神奈川付近


マップの見どころポイント。道が登り坂になっていく。

東横フラワー緑道平川町橋


坂を登りきったところに線路をまたぐ橋が架かっている。線路はこの橋の下から地下に潜る。

二ツ谷公園付近


右側が公園。線路わきを下っていくと東白楽駅側の終端に至る。

終点


線路沿いに行けばすぐに東白楽駅、海側に向かって500m歩けば東神奈川駅に着く。