駅ハイ 文京区内の「江戸」のパワースポットめぐり

駅ハイ 文京区内の「江戸」のパワースポットめぐり

ウォーキングをしているとだいたいお寺や神社が見つかるものだ。それでも今回は特に”江戸のパワースポット”を前面に打ち出した、ということになっている。ところどころ雪が残る文京区を歩いた。

東京都水道歴史館


御茶ノ水駅から歩いて約10分、おなじみ東京都水道歴史館がスタート地点。この建物がスタートだと水道水のペットボトルを渡してくれることがあって、今回もくれた。貴重な水分補給源となる。

東大正門


赤門ばかりが有名だが、正門はこっちだ。

善光寺坂のムクノキ


文京区指定天然記念物。樹高約13m、推定樹齢約400年の古木。大正時代の調査では23mもあったそうだ。戦災で上部が焼けてしまったものの残った部分から復活を遂げる。この木がある場所は、かつては伝通院の境内だった。

伝通院


浄土宗無量山傳通院寿経寺。でんつういんではなくでんづういん。徳川家康の生母、於大の方の菩提寺となったことから徳川家に縁の深い寺となった。

福聚院


大黒様を祀っており、小石川七福神のひとつになっている。門は併設の福寿院幼稚園と共用で、境内は兼園庭、というより完全に園庭だ。園庭に祀られたとうがらし地蔵にはとうがらしネックレスがかけられていた。昨今の不審者事情が何なので、幼稚園オープン時の参拝には注意しよう。

踏みしめられた雪


踏み固められた雪の層と地面の間が溶けて空間になっていて、乗ったら割れた。

逆さ霜


割れた氷をひっくり返したら氷の側にびっしり霜が付いていた。霜でいいんだろうか。天井側から垂れ下がるごく小さなつららに見えなくもない。土との接地面が溶けて逃げられない水分が夜のうちに凍ったような感じに見える。

牛天神北野神社


源頼朝が船に乗るため波が静まるのを待っていたところ、夢に牛に乗った菅原道真が現れ、吉事をを告げた。目を覚ますとその牛にした石があり、その後平家打倒が成るなどしたことから願いが叶う願い牛とされるようになった。

小石川後楽園


園内には雪が残る。向こうに見える白い山みたいなものは東京ドームだ。

霜除け


暖かい地方の植物を寒さから守るためにわらで覆ったもの。雪除けというわけではないが、いざ雪が降ってみると景色に映える。

凍る大泉水


寒さに大泉水に氷が張る。さすがに水の流入地点は凍りにくいが、あの大きな大泉水の大部分が凍り付く、寒さ厳しい日が続いている。

押すなよ


トリA「寒いから池に入るのはやめておこう」
トリB「そうだな」
トリC「いやー、寒いね、今日は池は無理だわ」
トリD「絶対押すなよ、絶対だぞ」
トリE「えっ?」

船着き場


歴史ある庭園の船着き場に似つかわぬ、近代的な素材でできた船がおかれていた。

内庭


石橋に雪が積もる。

内庭の池は差し込む太陽が弱く、なかなかの凍り具合だ。誰かが雪を投げ込んだが、雪程度ではまったく割れる気配を見せない。

ドーナツクッション


中央部分の雪が抜け落ちた。抜け落ちたのか。この庭園で真ん中に穴が開いた植栽というのも思いつかないが。

冬の国と春の国


彼の地は日の当たる世界だ。こちらからは雪の中でベンチに腰かけ、眺めることしかできない。

絶対に、押すなよ!


雪だるま「絶対押すなよ!絶対だぞ!」

文京ふるさと歴史館


ライトを透明な板に書かれた文字にあてて、壁に文字を投影する演出、、、と思ったら、壁にグレーで文字が書かれていたよ。

材料節約型スプリング遊具


どのくらいまでシンプルなものがあるかを見ていくのも興味深いな。。。

湯島天神


湯島天神は上野・御徒町駅方面から来て社殿裏から入った人が、鳥居側から入った人に社殿正面で横から割って入る構造的問題を抱えている。構造ではなくて人の礼法の問題か。神域であるはずの境内に露店が出てるのもなんだという話なんだけど。その辺は統一的な見解があるんだろうか。門前町が寺社管轄外ならば俗世のありようとして納得なんだけど、神域としての境内は敬意を払うのは当然として、八百万の神々は清廉潔白、全知全能の神々ではなく、人に近い人物像として描かれるのならば屋台のようなにぎやかなものもは神様も楽しんでくれるよね、と思ったりしたり。

おりがみ会館


折り紙作品の展示・販売やおりがみ教室の開催、おりがみ素材の販売をしている。ここの折り紙は工芸品レベルで、販売している紙もいいものがそろう。小学校で習った折り紙のイメージで行くと全く違う世界が広がる。

神田明神


江戸総鎮守、神田明神。江戸百八町の氏神様とされるが、現代において新たにその地域の住民となるのはかなりの経済的負担を伴う厳しい現実がある。ま、住んでいるところは気にしなくていいか、氏子中に入るわけではないしな。

マーチエキュート神田万世橋


万世橋周りが定番だが散々写真に撮っているので、今回は昌平橋から眺める。何回も行っていれば、いずれ何かしら買うものがあるものだが、ことここに関しては店に入るのがためらわれて何も買ったことがない。この後、御茶ノ水駅の聖橋口前を通過して御茶ノ水橋口まで行き、ゴール。