川崎港海底トンネル(人道) 川崎大師 ~ 東扇島

川崎大師~東扇島(ひがしおうぎじま) 川崎港海底トンネル(人道)

今回は、川崎大師から川崎港海底トンネルを通って東扇島まで。
寂れた雰囲気に800メートルの直線トンネルが続くという川崎港海底トンネルがメインターゲット!

京浜急行大師線、川崎大師駅。
空が青いと写真写りがよいので、撮影も楽しい。
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川崎大師。
真言宗智山派の大本山で、金剛山金乗院平間寺(こんごうさんきんじょういんへいけんじ)。
厄除弘法大師、川崎大師として有名。
江戸時代には川崎大師参りで栄え、徳川家も参詣したという。
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ぬこ。これは本日のベストショット!
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ぬこ2。そっぽむかれた、、、
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大師公園内にある瀋秀園(しんしゅうえん)。
中国瀋陽市から友好都市5周年を記念して贈られたもので、瀋陽のすばらしい庭園という意味で瀋秀園と名づけられた。
確かにこれぞ中国の庭園という感じだ。
今日はなにかのゲームかわからないが、古代中国風?のようなコスプレをした人たちが撮影していた。
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今日はとにかくよく晴れた!
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工場風景1。
東扇島からの帰りはバスでと思っていたが、ここの工場夜景を撮ろう!ということで、歩いて戻ってくることにした。
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川崎港のモニュメント。ここからは石油精製等大型工場が続く。
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工場風景2。パイプラインが延々と続いています。
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人道入り口があるちどり公園に入ってぬこ3!
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ぬこ4!今日はねこに恵まれているなあ。
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人道入り口を通過して海沿いに出る。
アクアラインの風の塔が見えた。船と飛行機と一緒に撮影。
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川崎港海底トンネル自体は自動車道沿いに歩行者は通れず、換気所から歩行者通路、通称「人道」を通ることになる。
人道入口は海に向かって右側歩道を歩いて行き、ちどり公園の換気所の高い建物を右側に回りこんでいけばみつかる。
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入り口からして寂れっぷりがいい味を出している。
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階段を下って、トンネル内へ、、、
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自動扉が、、、
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開いたっ!ヒィィィ、、、と扉が開くのですら不気味な気配が漂う。
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さらに階段を下りると、、、
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先が見えないトンネルが続く、、、
定期的に注意のアナウンスが流れる。
「ブツッ、ザーー、ここは歩行者専用通路です。自転車は降りて通行してください、、、ザーー、ブツッ」2008110320

半分地点。前を見ても後ろを見ても同じ光景が広がる。
人の気配の無いトンネルをひたすら歩く。
とーん、とーん、とーん、、、自分の足音だけがよく響く、、、

「ブツッ、ザーー、ここは歩行者専用通路です。自転車は降りて通行してください、、、ザーー、ブツッ」
とーん、とーん、とーん、
「ブツッ、ザーー、ここは歩行者専用通路です。自転車は降りて通行してください、、、ザーー、ブツッ」
とーん、とーん、とーん、、、、
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階段を抜け、自動扉を通り、、、
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外に出た、、、出た先も寂れっぷりも相当なものだが人界に戻ってきた安心感で心が休まる。
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出た先の公園内にある川崎漁業ゆかりの地の碑。なしてこげなところに?
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川崎マリエン。展望台から夜景を撮るつもりだったが、陽が沈むまでしばらくあるので、東扇島西公園まで歩くことにした。
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東京電力東扇島火力発電所。名前がかっこいい。
357号線沿いの歩道をひたすら歩く。
地図に道はあっても企業敷地には入れないので、気をつけよう。
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東扇島西公園。この公園は釣りがOK。
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海の向こうには木更津の工場地帯が見える。
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川崎マリエンに戻ってきた。
展望台入り口エレベータのある交流棟入り口でおで迎えしてくれたのはホオジロザメの「かわジロー」君。
川崎港内で亡骸になっているのを発見され、剥製にされた。
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川崎マリエン展望台(入場料300円)から薄暮の東京方面を望む。
展望台はガラガラだった。
なお、2015年4月現在、展望台は無料になっている。(2015/4追記)
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同方面の夜景。
多摩川あたりから、夜に西の空が光るのが見えるのはこの写真に写っている炎のためだったのか、、、
調べてみたところ、東燃ゼネラルのフレアスタック。フレアスタックとは石油の採掘や精製で出る有害な余剰ガスを燃やすことで幾分か無害化させる手法。
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デジカメの夜景モードを使ってみる。
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埠頭っぽい広場。映画に出てきそうなスペース。。。
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そして、泣く子も黙る丑三つ時、、、ではなく17時50分。
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再び人道に戻ってきた、、、
川崎マリエンから巨大な倉庫が多く、歩道に光が少ない東扇島を通ってきたため、明るい人道入り口がほっとさせる。
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しかし、、、先の見えないトンネル内はやはり不気味だ。
風がなく、生ぬるい空気が澱んだ感じで、歩いているとじっとりと汗ををかく、、、外は肌寒いくらいだというのに。 2008110337

とーん、とーん、とーん、
「ブツッ、ザーー、ここは歩行者専用通路です。自転車は降りて通行してください、、、ザーー、ブツッ」
とーん、とーん、とーん、
「ブツッ、ザーー、ここは歩行者専用通路です。自転車は降りて通行してください、、、ザーー、ブツッ」
とーん、とーん、とーん、、、、
「ブツッ、ザーー、ここは歩行者専用通路です。自転車は降りて通行してください、、、ザーー、ブツッ」
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対岸に着き、、、
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外に出る、、、
やはりちどり公園内は明かりも少なく、人もなく、、、工場地帯へ歩いていく。2008110340

昼に見た工場風景2の夜景。
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同じく工場風景1の夜景。
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ついでにもう一枚。2008110343

このあと工場地帯からJR川崎駅までバスに乗って帰った。

東扇島へ歩いていく時の注意をば。
コンビには産業道路越える前に行っておきましょう。
自販機も倉庫敷地内にあるなど、歩行者向けのものはほぼ無いと考えましょう。工場地帯、倉庫地帯ですので。
なお、川崎市の人口統計によると平成20年9月末に東扇島に住民票をを持つのは4世帯。
(2015/4追記:地図から東扇島にもコンビニが確認できるのでチェック。場所柄いつ開閉店あるかも注意しましょう)

トイレはちどり公園、東扇島では人道出入り口、西公園、川崎マリエン(とその下の中公園)にあるのを目視確認。東公園方面は行ってないので不明。

川崎マリエンに向かう場合、人道のあるスペースから車道に出たところで右折。(左に向かえば東扇島東公園へ。こちらからも首都高越えられるがいくらか遠回り)
ガソリンスタンドがあるので、左折。
その先に信号のある交差点があり、首都高湾岸線の下をくぐって横断歩道を渡ってすぐに左右に木が植えられた歩道があるので、そこを左折。
そのまま進むとステップウォークという橋があるので上っていくと川崎マリエンが見えるので、向かって行く。
地図を見ると川崎港海底トンネル(自動車道のほう)から首都高の下を通って行けそうに見えるが、歩道がないので歩きでは通れない。