かねてからの懸案だった箱根ビール蔵の春のビール、春めきペールエールを飲みに行くことになった。
ついでに早川・片浦ウォーキングトレイルを歩くことにした。
早川・片浦ウォーキングトレイルは早川駅から根府川駅まで丘陵地域約12kmの起伏に富んだウォーキングコースであるとコースマップに書いてある。マップは小田原市作成のものだ。
農道がメインなので、道幅が狭いところもあり、車が通るときには注意が必要だ。
みかんがなっているからといって取ってはいけない。(こんな注意書きの看板があったのは取る人が結構いたということだろうか、、、)
山を登ったり降りたりと結構きつい上に、根府川から石垣山一夜城までコース沿いに飲料の自動販売機がない。
水分補給の配分を間違うと咽喉の渇きにあえぐことになる。
根府川駅は無人駅である。
駅の自販機で飲料を確保しよう。
駅前には農協の立派な建物が建っており、農協の力をまざまざと見せ付けられる。
白糸川鉄橋。
神奈川の橋100選にも選ばれている。
多摩川沿いにかかる、大師橋、六郷橋、ガス橋などもこれに含まれる。
コース沿いにはところどころに案内板が設置されており、道を辿る手助けをしてくれる。番号を見るとどうも逆向きに進んでいる気がする。
ヒルトン小田原リゾート&スパの敷地内を通る。
これは正式なコースの一部だが、ホテルの敷地と言うことで時間外は施錠されてしまう。
その場合は迂回路を通ることになる。
4月~9月 10:00~18:00、10月~3月 10:00~16:00となっている。
ヒルトン内の桜。
満開だが葉も芽吹いており、両者が力強く混在している。これはこれで珍しい、と思う。
ヒルトンを抜け、牧谷川沿いの坂を下る。
柵は竹と見えるが、太いのはコンクリート、細いのはプラスチック製だ。
下ったと思ったらまた登る。この日はその繰り返しだ。
東洋のリビエラ。
海岸沿いをJR東海道線が走る。
新幹線は左側の山を貫いている。
新幹線が段々畑の山を貫いて走る。
新幹線は元々ガタゴト音がしない上、トンネルなので接近がわかりにくい。
ウォーキングコースに選定されてはいるが、農道である。
注意して進もう。
山を下って東海道線沿いに出る。
カーブは急だが見通しがよく、ここも鉄道の撮影スポットだ。
小田原にだいぶ近付いたような気がする。
本日のぬこ。
見つめられる。
よそ者は珍しいよね。
佐奈田霊社内の石碑。
金額が歴史を感じさせると思ったが、佐奈田霊社の歴史からは円の表記などごく最近の出来事だろう。
治承4年(1180)の石橋山の合戦に起源を持つのだ。
源頼朝の家臣、佐奈田与一義忠が敵将との戦いで相手を組み伏せはしたが、その前の戦いで血糊が着いたままだった刀が鞘から抜けず、逆に討ち取られてしまった。その後、与一塚が建てられ、余一を祭神として佐奈田霊社に祀られた。
湘南そろばんの 碑。背面には以下のように記されている。
五三七九八八九〇〇八四六四五
誤算なく 速くやれればよろしい
すなわち正確 迅速が計算の使命なり
王誠
石橋山古戦場は治承4年(1180)に源頼朝が兵を挙げた場所で、この地の合戦で佐奈田与一義忠が討ち死にして佐奈田霊社へとつながる。石碑はあるが、大体この場所、というくらいしかわからない。
佐奈田霊社から4キロ弱先の石垣山一夜城公園を目指してひたすら歩く。
小田原にだいぶ近づいたはずだが、いまひとつ実感がわかない。
広域農道に出る。
これだけ広いのに中央に線が引かれていない。
入生田でも早川でも同じくらいの距離だ。
以前に石垣山一夜上公園に来たときに駐車場前に自販機があることを思い出し、入生田とは反対方向だが、一旦一夜城へむかう。
ヒルトンを越えてすぐにペットボトルを空にしてしまい、ここまで水分を補給していないのだ。途中に自販機などない。見通しが甘かった。
桜は風が吹くと散ってしまう。
いずれ、なにか銘版のおかれそうな場所。
前回一夜城公園を訪れたときに写真を撮り損ねた姫ノ水橋。
平成22年3月まで一般車両通行禁止とある。歩行者は山道があるのでOKだ。
箱根の夕焼け。飛行機雲が見える。
姫ノ水橋は完成していたが、こちらはまだ橋が架かっていない。
石の上に生える木。
開墾記念碑。
石垣山一夜城でおなじみ、太閤橋を渡る。
本日の主目的、箱根ビール蔵に到着。
春めきペールエールで本日の疲れと消費カロリーを吹き飛ばした。
そろそろ次の季節のビールが出るかなと思って箱根ビール蔵のWebを見たらリニューアルオープンすると書いてあった。
えれんなごっそ
この時点では詳細が書かれていないが、制限時間が記載、ランチ、ディナーで料金が設定してある、絵がそれっぽいということでバイキングになるようだ。
問題はビールがどうなるかということだ。
続報を待つ。
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