さあ今日も張り切って東京駅スタートだ。
将門塚。丸の内では外せないスポットだ。
歴史のある感のガード下を通り、日本橋方面に抜ける。
青淵渋沢栄一翁銅像。青淵は雅号。
埼玉の豪農の家に生まれ、尊皇攘夷の志士、幕臣、欧州留学、大蔵省出仕を経て第一国立銀行の頭取となり、500を超す言われる企業の設立に関わった近代日本経済、産業の大立役者である。この国立銀行とは国の立法に基づく銀行の意で、民間銀行で、第一勧業銀行を経て現みずほ銀行である。
この人のすごいところはこの他にも東京ガス、王子製紙、東急、東京証券取引所など現代においても社会を支えるさまざまな企業の設立に関わり、いくらでもチャンスがあったにも関わらず自分の財閥を作らず、社会に資することを理念としたことだ。渋沢財閥とされることもあるが、これば事業に関わることで増加する資産の管理や一族の財産争い防止ゆえの財産管理のためで、自分を中心とする財閥を形成することには興味がなかったそうだ。
幕末を生き抜いた志士たちは新政府で新たな国作りを模索したが、彼は経済界でそれを体現したのだろう。
ゆるキャラブームなんてなんのその。強烈なインパクトと圧倒的完成度でわが道を切り開くせんとくん。まんとくんはせんとくんの引き立て役にしかならなかった。
だが、せんとくんの恐ろしさは中の人が存在するきぐるみタイプで真価を発揮する。。。
このタイムカプセルは日本橋架橋100周年を記念して、平成23年(2011年)に開封されます、とのこと。ということは2011年も終わろうとするこの時にはもう開封されてるんじゃないだろうか。
※2011/10/27に開封セレモニーが行われたので、歩いた時にはすでに開封された後だった。YouTubeに動画があったので、貼っておこう。
水天宮。安産と水難、水商売にご利益がある、と駅ハイマップに書かれているが、この場合の水商売は夜の商売の意ではなく不安定な商売の意だろう。
隅田川。見えるのは永代橋と橋右手奥の佃島マンション群。マンション群は大川端リバーシティ21と言うそうな。
佃小橋。
勝鬨橋。もう橋が上がる事はない。。。
築地本願寺。
歌舞伎座は大工事中。
伊藤園緑祭り。カテキン祭りか。
銀座で本日の猫。まったく動かなかった。
旧東海道歩きの時には工事で撤去され見ることができなかった銀座発祥の地の碑が復活していた。
ほほう。。。社会を明るくする運動発祥の地・銀座か。
法務省主唱でそんなこと言うなんて鼻で笑ってやろうかと思ったら、戦後の社会的混乱の時代、犯罪や非行のない明るい町を目指し、銀座の商店街が「銀座フェアー」として始めたものを昭和26年法務府(現法務省)によりこの運動が主唱されて今に至るという歴史ある運動だった。
この碑は中央区保護司会更生保護女性会が創立50周年、30周年を記念して運動の発祥地たる銀座に建てたものだ。発祥のみならず、とても意義のある碑だ。
日付入れたら再利用できないのに、この日のためだけにのぼりを作ったのか。東京駅の力をまざまざと見せ付けられる。
スペースと柱がなければこんな迎えもできない。このあたりには改札外の団体集合スペースがある。さすがは東京駅。
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