旧東海道 箱根湯本 ~ 芦ノ湖①

箱根湯本から旧東海道を通って芦ノ湖へと至る、旧東海道ウォーキング計画最後の歩きを実行した。
箱根湯本からスタート。今日もよく晴れた。
旧東海道に入るため、駅から少し下る。
2009011102

早速弁当を食べる。
まだ10時だが、このために朝食は軽くしておいた。
名物じゃこめしは「じゃこめし」という名前の弁当はもう売っていないとのことなので、「桜海老とじゃこの海物語」を小田原駅で買い求めておいた。
当日の朝8時に製造されたもので、まだ2時間しかたっておらず、できたてほやほやである。
2009011103

 

早雲寺。
北條早雲をはじめ、氏綱、氏康、氏政、氏直の北條五代の墓がある。
2009011104

石畳に突入し箱根越え感が高まる。
でこぼこしてるので歩きにくい。
2009011105

箱根湯本ホテルの本館と別館をつなぐ通路。
昭和の趣が強く感じられる風情のある佇まい。
2009011106

本日のぬこ。影のかかり方が渋い。
2009011107

まだまだ上ることになるが、これだけ晴れていると気分も晴れやかだ。
2009011108

須雲川自然探勝歩道に入る。途中、江戸時代の石畳もある。
ここまでは歩道があったり車道にゆとりがあったりしたが、ここから先は車道幅に余裕のない山道なので、安全第一で歩道に入ろう。
入り口の注意書きに増水すると途中の橋が渡れないと書いてあるが、2,3日は雨が降っておらず、川が増水している様子もないので大丈夫だろう。
2009011109

車道から離れ、静かな遊歩道を進む。2009011112

川を渡る。
石に渡された簡易な橋なので、慎重に渡る。
これは確かに増水しては渡れない。2009011113

車道を横断し、自然歩道が続く。ここからは石畳が多い。
2009011114

石畳は地震で崩壊したものも多く、江戸時代からの石畳はあまり残っていないそうだ。
この石畳も再建されたものらしい。2009011115

江戸時代の石畳の案内。2009011116

これが江戸時代から残る石畳。
よくよく見ると石の並びや質がこれまでのものと違う。
再建された石畳は石自体丸みがありきれいに並べられているが、江戸時代のものはでこぼこしている。
2009011117

少し降りて、、、2009011119

また登る。
このあたりの坂は大澤坂と言う。結露したのかここは滑りやすかった。
2009011120

山頂方面を望む。だいぶ登ってきた。2009011121

畑宿本陣茗荷屋跡。
江戸時代に日本にやってきたアメリカ総領事ハリス・タウンゼントが箱根越えの際にこの本陣で日本庭園を見たとか。2009011122

畑宿一里塚。
日本橋から23番目の一里塚で、東海道でも作られた当時の形をとどめている唯一のものだそうな。
2009011123

畑宿を抜けて登り始めると右手に不気味なトンネルが見える。
電灯がないので、トンネルの中は真っ暗だ。
2009011124

トンネルは秘境、飛龍滝に続く道らしいが、明かり無しでは進めないのであきらめた。明かりの無いトンネルなんで誰も通らないし、なにか落ちててもわからないよね。2009011125

再び下を見る。ずいぶん登った。
石畳も多いが階段も多い。車道沿いを歩くこともある。
2009011126

箱根の山を駆け回る強靭な足の猪に出会ったら逃げ切れる気がしない。
2009011128

甘酒茶屋であべかわ餅をいただいた。
このときは改装中で、工事中の店舗の横にあるプレハブで営業していた。
2009011129

②に続く。