旧東海道 箱根湯本 ~ 芦ノ湖②

①の続き。
元箱根まであと1200m!でも元箱根という場所がよくわからない!大体芦ノ湖のあたりだろう、と思って進んだ。
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甘酒茶屋を過ぎて、また登りが続く。この登りも結構きつい。
芦ノ湖まであと少しのはずだが、一向に下りにならない。
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ようやく下りになった。山の雰囲気も下りだ。
後で調べてわかったことだが、箱根湯本が標高90m位で、この日通った道の一番高い標高が800m位、芦ノ湖が730m位だった。
登りばかりなわけだ。
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休憩広場、展望広場ともに行ってみたら荒れ放題でまわりはほとんど見えない。  2009011204

下りきったところにある杉並木。
説明板によると樹齢は370年位だそうだが、説明板が10年はたっていそうなので380年位にはなっているだろう。
太陽が道の中央に来てなんだか神々しい。
芦ノ湖までもうすこしだ!
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芦ノ湖到着。
近くの案内板に「LAKE ASHI」と書いてあった。あしのこ?あしこ?
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皇太子殿下御成婚記念に平成五年十二月に建て替えられた第一鳥居。箱根駅伝ではこの第一鳥居をくぐる。2009011207

箱根神社入り口。
今回の目的の一つに箱根神社を参ることがあった。
畠中恵の「しゃばけ」シリーズ第五弾、「うそうそ」は箱根が舞台だが、箱根神社も登場している。文庫が発売されて読んだばかりというタイムリーなこともあって行って見るか、ということになったのだ。2009011208

箱根神社でも平成25年の伊勢神宮式年遷宮に向けた奉賛金募集の案内があった。
旧東海道を歩くうちにいたるところで見るこの式年遷宮のことは神宮の力をまざまざと見せ付けられるものだ。
行く先々で案内を見て、20年に一度と聞くとこの機会に奉賛しておこうかな、、、という気持ちになる。
茅ヶ崎に第六天神社があったが、箱根神社にも第六天神社があり、淤母陀琉神(オモダルノカミ)を祭っている。
これまで知らなかった日本の神話を知るのも面白い。

御社殿。
結婚式を行っていた方々が御社殿をバックに記念撮影を行っていた。
このとき、背景に入らないように人の流れを止めたので、人のいない写真が撮れた。
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この向かってすぐ右にある九頭龍神社には龍神水という芦ノ湖の水源から引かれている水がある。
ラベルつきのペットボトルは御社殿そばのお札所で百円納めると一本授与してもらえるので竜神水を詰めていく。
九頭龍神社へのお参りも忘れないように。
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芦ノ湖に下りて、平和の鳥居。
芦ノ湖海賊船から見える湖中に立つ鳥居はこれ。
スワンボートがこれでもかと浮かんでいるが、これも芦ノ湖名物。
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芦ノ湖海賊船。
以前に乗ったことがあるが、団体と行き合うと一般船室は込むので、追加料金払って特別船室のほうがよいかもしれない。
特別船室は船上デッキも空いていた。
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富士山。少しかすんで見える。晴れてよかった。
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箱根神社を出て箱根関所に向かう。
恩賜箱根公園内、旧箱根離宮は今は湖畔展望館になっている。
公園内は手入れが行き届いている。
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明治の雰囲気をよく残す展望館内の階段。
2階からの芦ノ湖、富士山の眺めはすばらしい。
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杉並木を抜けて、、、
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箱根関所に到着!
一度見たことがあるので特に見学はしなかった。
散々山を登ってきたので、関所内見張り台の小さな山に登るのが面倒になったということもある。
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本日のパンダ。
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箱根越えはこれまでの平坦な道と違い、石畳や階段を登るハードなものだった。
今回のウォーキングによってまた一歩、健康に近づいた。
しかしこれは本当のゴールではない。
私のウォーキング活動はまだまだ続くのだ!
、、、というどこかで聞いたような締めの台詞を考えてみた。