荻窪用水散策

小田原でおなじみ、北條早雲公像。
ここから小田原市作成の荻窪用水散策コースを歩いて、風祭に抜けるのであります。
「平成18年に全国疏水100選に選定された荻窪用水をたどりながら江戸時代に用水工事に携わった人々の偉業を知り水・土・里の大切さを考えるコース」だそうです。2009090801

めだかの学校
茶木滋さんが作詞した際のモデルになったと言う荻窪用水にちなんで歌碑と水車小屋が建てられた。
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おつむの弱いとんち君がいたようだ。役所は大変だ。
こんどはひきちぎるんじゃないんですかねー
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荻窪用水の水車。
精米に使用されていた。
今は回っているだけだが、昔の雰囲気をとどめている。
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往く方は曇る。
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来し方は晴れ。
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頭上は青空と雲の境が広がる。
山方から来る雲が青空を覆い隠す。
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山に入って行く。
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小田原厚木道路の風祭トンネル出入り口直上を通るこの道も正式なコースなのだ。
舗装路が続いたが、ここでは畑の間を土を踏みしめて進む。
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少しコースを外れるが、水之尾毘沙門天。
小田原北條氏の頃、小田原城修築のための石材を切り出していたところ、巨石から血が流れ出た。
その夜、毘沙門天が誰かの夢枕に立ち、「我が身を傷つけるな、しからば守護してやろう」と言ったので、その石の切り出しはやめて祀ったそうだ。
堂はその話を聞いた江戸時代の小田原城主が1702年に建てたのが始まり。
件の石では無いだろうが、確かに堂の裏側は岩だった。
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一時は雲が出ていたが、晴れた。
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山縣水道水源地。
山縣有朋が晩年を過ごした古希庵まで1860メートルを送水するために作られた池。私設水道である。
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途中道を間違えて下ってしまった。
途中の分岐で荒れた果樹栽培地と繁茂した植物にさえぎられ、道も見えないということで、あれー?と思いながら道が見える方に曲がったら、山を下ってしまった。
箱根病院を山側を通るはずが川側を通ってしまったのです。
旧東海道歩きの時には見逃した一里塚を発見した。
手前の柱は道祖神だが後ろの説明版は一里塚について書いてある。気づかないわけだぜー
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コースに戻ろうと上り始めたが、また道を間違えた。
農道の行き止まりで、「荻窪用水散策コースはあちら」の看板があったので、本線に戻るべく山道に入った。
かろうじて山道があることは判別できたが、進んだ先でも結局どこがどうなるかよくわからず、あきらめて下山した。
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本日の目的である箱根ビール蔵、改め、えれんなごっそに初突入。
えれんなごっそは地元産の食材と鈴廣のかまぼこが使われたビュッフェとなっている。
目的は箱根ビールである。
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季節のビールは健在だった。
夏限定、足柄ヴァイツェン。
楊枝の刺さったつまみ風の食べ物や背後の椅子から改装後の高原カフェ風の様子を感じ取ってもらえると思う。
かまぼこなんだぜ、これ。
地ビール力の強い箱根ビールに合う。
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