江戸ウォーキング03 江戸のウォーターフロント景色も雄大な隅田川河口散歩

コースマップは八丁堀駅スタートだが 江戸ウォーキング02老舗が軒を並べる商人町と今も艶めく旧芝居町 からのダブルヘッダーで、水天宮から永代橋に移動してきてスタート。

タイトル画像は右から花の都中央区宣言、中央区平和都市宣言、太陽のまち中央区宣言。台座は4面あるが、残り1面は空白で次なる宣言が書き込まれる日を静かに待ち続けている。

永代橋は大正15年(1926)竣工で国の重要文化財である。現在は東京都第一建設事務所発注、三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社受注で平成27年3月13日までの予定で長寿命化工事を実施中。
架橋90年になろうかという永代橋を耐震補強と老朽化対策補修で耐用年数を伸ばす。
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永代橋そばから高層マンション群を眺める。
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ぼっち画像。
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霊岸島水位観測所。明治6年6月から明治12年12月の測定結果に基づいて日本水準原点が定められた。その後、埋め立てや河川整備の影響を受けるため水準点の検証には向かなくなり、観測機能は油壷に移された。現在は荒川水系の工事、改修等のための基礎データの観測を続けている。横向き部分の棒部分がギザギザに見えるのは鳥が等間隔でとまっているため。
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江戸港発祥跡。
慶長年間江戸幕府がこの地に江戸湊を築港してより、水運の中心地として江戸の経済を支えていた。昭和11年まで伊豆七島など諸国への航路の出発点として賑わった。埋め立ての結果、内陸っぽくなってしまったが、ここが港だったのだ。。。
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南高橋(みなみたかばし)。関東大震災の復興事業の一つとして昭和7年(1932)に架けられた。当時は橋の改架を多く実施しており予算が乏しかったため、大震災で損害を受けた両国橋の三連トラスの中央部分を再利用した。中央区民文化財に登録されている。
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月島帝国。
月島は明治の終わり頃埋め立てられてできた島。
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シーボルトの胸像。江戸蘭学の発展への貢献、日蘭の橋渡し役としての功績の大なるを報いる旨、設置された。2014113009

慶応義塾発祥の地の碑。
安政五年福沢諭吉この地に学塾を開く。
創立百年を記念して昭和三十三年慶應義塾これを建つ。
横側の記述には1958年4月23日序幕とある、ということは150周年は越えてるのか。
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佃大橋。といかく立派な橋だった。そんな印象だった。
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住吉神社。佃島誕生の祖となった摂津国佃の漁夫とともに、住吉の社(田蓑神社)の分神霊が江戸にやってきて、やがて当社が起こされた。
鰹への感謝と慰霊の意を込めた鰹塚が建てられている。
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金属板で装甲されたアーマード鳥居。
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石川島人足寄場奉行清水純時が油絞り収益金で付近を航行する船舶のため、常夜灯を築かせた。写真のものは佃公園整備にあたり、モニュメントとして建設し、往時を偲ぶものである。
人足寄場で油絞り、、、の収益と言われると、、、うん健全な商業活動の結果だな。
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中央区領土の碑、じゃなかった中央区花の都や平和の宣言の碑。
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太陽の光がひとすじ、ビルを照らす。
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相生橋。永代橋に相対する橋として名付けられた。大正8年に市電を通すために改築した先々代の橋の姿に倣い、トラス橋となった。現在のものは平成10年に全線開通。2014113018

豊洲方面を眺め、いずれあのあたりも歩きたいものだと思いながら月島駅に向かいゴール。
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