駅ハイ 春を感じて歩く~川崎たちばな今昔物語~

JR武蔵溝ノ口駅のNewDaysスタート。武蔵溝ノ口駅は「エコステ」モデル駅に生まれ変わるらしい。エコステでは省エネ、創エネ、エコ実感、環境調和を4つの柱に再生可能エネルギー、省エネなど環境保全技術を駅に導入する。

NewDays内に受付マシーンが1台置いてあるだけだった。運営費の低減はイベントの継続的な開催に資する重要な要素である。

久本藥医門公園。
明治22年に近隣八村が合併し橘樹群高津村となり、久本村組合戸長だった医師の岡家六世重孝氏が初代村長に選ばれた。時代は下り、近年の溝口地区都市整備に伴い岡家の敷地が道路関係用地として川崎市に売却され、その内の薬医門と日本庭園を活用した久本薬医門公園が整備された。現在の薬医門は明治43年完成。七世信一氏が馬で往診に出かけられるよう高めに作った。

久本神社。

久本山ターザンの木緑地のターザンの木。
登りやすそうだが半ばくらいから道路にせり出しているので注意が必要だ。登るのは禁止されてるのかな。ターザンロープのようなものは無い。

あの煙突が目的地だとは、この時は思っていなかった。

天台宗茂岳山増福寺。
タイトル画像は増福寺でそこかしこに置かれていた狸の像。

川崎市民プラザに入る。
「犯人はあなたです!」

左男くん、右子ちゃんと後男くんに見られてるよ。
え?見せてるの?そうですか。。。

川崎市民プラザ。

強風で木が危険な状態とのことで、撤去されるまで庭園には入れない。東門に抜けられないので正門から出る。

天台宗無量山養福寺。

手荷物置台を石で作ったのか。

第三京浜高架道路下。山部分を走るので谷部分になる高架の位置が程よい高さでよい感じだ。

天台宗威徳山影向寺。ようごうじ。
天平十一年(739)光明皇后御病気の折、聖武天皇が夢告でこの地に霊石があることを知り、僧行基を遣わし祈願させたところ病気平癒したという。翌年、創建されたとされるが、発掘調査によって7世紀末までさかのぼる事がわかった。この薬師堂は元禄七年(1694)の建立で県重文に指定されている。

聖徳太子孝養像(市重文、鎌倉時代)を安置する太子堂。

縁起にある霊石、影向石。
創建時には塔の心礎となっていた。心礎には仏舎利が納められ、信仰の中心となっていた。塔が失われたのちもくぼみに霊水が湛えられ、江戸の初めの薬師堂火災では本尊薬師如来自らこの石の上に難を逃れてきたと言われる。それ以来、栄興あるいは養光の寺の名を影向と改めた。影向、は神仏が現れることのような言葉だそうな。

橘樹郡衙跡(たちばなぐんがあと)
たちばな古代の丘緑地。橘樹郡衙跡の石碑の他に遺跡らしいものは見当たらない。

江川せせらぎ遊歩道。

武蔵新城駅でゴール。