江戸ウォーキング18 懐かしさとおおらかさに包まれた谷根千をぐるりと回る
谷根千(やねせん)。谷中、根津、千駄木。
日暮里駅南口(スタート)
谷中霊園最寄りの日暮里駅南口をスタート。
谷中霊園
春には桜のトンネルになるそうだ。天王寺と寛永寺の墓地を明治7年(1874)に東京府が引き継ぎ、昭和32年(1957)から公園墓地として整備された。
天王寺五重塔跡
東京都指定史跡。最初の五重塔は寛永21年(1644)建立、明和9年(1772)に火災で焼失。寛政3年(1791)に再建された。震災も戦災も潜り抜けたが昭和32年(1957)放火で焼失した。むちゃくちゃすぎる。
寛永寺
天台宗別格大本山、東叡山寛永寺。寛永2年(1625)、天海大僧正により建立。増上寺と並び、将軍家の菩提寺となった。江戸期には今の上野公園一帯をも占める大きな寺だったが幕末の上野戦争で灰になった。写真の寛永寺根本中堂は川越の喜多院にあった寛永15年(1638)築のものを12年かけて移築したものだそうだ。
護国院
下谷七福神の大黒天を祀る。寛永寺の子院の一つ。今でこそ公園や東京藝術大学を挟んではいるが、かつての寺領の広さが窺える。
へび道
川を埋め立ててできた道で曲がりくねったことからへび道の名がついた。
三崎坂
さんさきざか。三遊亭円朝が集めて幽霊画でしられる全生庵があるそうだ。
観音寺築地塀
国の登録有形文化財。台東区からは平成4年まちかど賞、平成30年景観重要建造物を贈られている。
日暮里駅(ゴール)
ここに来ると線路を走る列車を眺めてしまう。
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